ニキビの原因とは
ニキビは、思春期の子にとって大きな悩みの一つです。通常であれば、ニキビができて悩むのは10代までで、20代以降になると自然に肌の調子は落ち着いてゆくものです。ですが、最近では大人の30~40代になってもニキビができてしまうことに多くの人が悩んでいます。「20歳過ぎたら吹き出物」とニキビを揶揄する言葉もありますが、解決方法は10代も20代も共通している部分が多いので、総じて「大人ニキビ」と言うようになっているみたいです。ところで、ニキビは男性と女性のどちらにできやすいと思いますか?答えはどちらでもなく、同じくらい多くの人の顔や体にできます。ただ、男女では原因となっている肌質に違いがあります。男性の場合はオイリー肌(脂性肌)で荒れ気味になっており、女性よりも保湿力や保水力が少なめです。あるデータによれば男性は女性よりも皮脂量が3倍もあり、水分量は半分程度しかないことがわかっています。さらに、表皮の厚さが女性の3倍にもなるそうです。
ニキビができる原因は、イメージ的には肌の油が皮膚に詰まることのように思えますが、だとしたらニキビは男性の方が圧倒的に出ることになります。女性のニキビの原因としても同じく皮脂過剰や保水力不足はもちろんあります。ですが、どちらかといえば女性のニキビは乾燥肌が原因となっている場合の方が多いようです。
ニキビのできる原因は一つではなく、多くのパターンがあります。ニキビケアの前に、まず肌の調子について調べてみましょう。