治りにくい首ニキビ対策
ニキビは顔だけでなく、体にもできます。中でも代表的なのが「首ニキビ」「頭皮ニキビ」「背中ニキビ」です。これら顔以外の場所にできるニキビは主に20歳以降の大人ニキビとして出てくることが多くなっています。ニキビのできる原因は体の場所に限らず皮脂量の分泌過多と古い角質による毛穴のつまりです。首ニキビは中でも大人ニキビ特有のものです。首ニキビの原因となるのはストレスや食習慣の悪影響と言われています。最近ストレスが高いな、と感じてふと首に手を触れるとニキビができてしまっていたという人も多いようです。首ニキビは自分では見えにくいものですが、治るまでの時間が他の場所に比べて大変長いという特徴があります。これは、首は皮膚の厚さが薄いことと、紫外線など外部の刺激を受けやすい部分であることが関係しています。
首ニキビのもう一つの原因は食生活です。ニキビに悪い促進作用を与えるのは、脂分の多い食事です。動物性脂肪の多い食品を多くとっていると、体内で分泌される皮脂の量が増えるので、必然的に皮膚上の皮脂量が増えます。首ニキビは食生活改善のサインととらえ、できるだけ植物性油脂主体となる食事を心がけましょう。
首ニキビを予防するためには、その他にも首に汗をかいたままにしないことなど、清潔を保つようにすると効果があります。首は汗をかきやすい場所ですが、汗を放置しておくと雑菌が入り込みやすく、これがニキビの原因となるアクネ菌を呼び寄せます。